長沼ワーケーションオフィス|バリアフリー化について

 2025年、開設満3年を迎える弊社拠点、「長沼ワーケーションオフィス」において、拠点のバリアフリー化を行いましたので、報告いたします。
 弊社は、自社開発したSICS(Sunnet Input Cloud System)の活用をはじめインクルーシブ経営を目指していますが、それを北海道でも実現しようと、2025年4月の身体にも障がいを持った社員の入社をきっかけに、バリアフリー化を行いました。
 開設3年で進化し、利用・運用を継続している当拠点の最新状況について報告いたします。

2025年3月、北海道でも当社の一員として仕事をしてくれる仲間を増やすための岩見沢高等養護学校でのSICS出張研修をきっかけに、一人の生徒さんがシステムエンジニアを目指し入社を決めてくれました。

 弊社では自社で開発した「SICS」により、障がいをもった社員も弊社の業務、入力業務に取り組んでいます。さらにその経験や興味からシステム開発などの業務を担っている社員もいます。また、この「SICS」は「個人の特性に応じたIT業務に携わる」教材として特別支援学校、高等養護学校での実習授業や本社での実習も行っています。
 2022年12月に「長沼ワーケーションオフィス」を建てた際はワーケーションでの活用を主目的としておりましたが、北海道内でも私たちの仕事の仲間、社員が欲しいと思うようになりました。2024年には北海道岩見沢高等養護学校での「SICS」出張研修授業の機会をいただきました。
 これがきっかけで、システムエンジニアを目指し、2025年4月に仲間の一人として入社してくれました。「SICS」は入力業務を主とする協働システムですが、その「システムを生む側」にも興味をもってもらい、システムエンジニアを目指した入社を決めてくれました。
 代表取締役社長の市川聡は、「これは、入社する社員やご家族にとっても大きなチャレンジであり、当社としても大きなチャレンジである」として、まずは、「長沼ワーケーションオフィスのバリアフリー化」から取り組むことを即決いたしました。

難題が多い中、2025年3月の構想開始から半年で仕上げてくれた、千歳の建築会社「株式会社シーズン」。

 入社が決まった後、すぐに、長沼ワーケーションオフィスの建築もしていただいた、千歳市の株式会社シーズンへ駆け込みました。
 長沼ワーケーションオフィスの開設時には想定していなかったことであり、さらに雪などの対策としてあえて高さを持たせている箇所もある中、設計いただきました。
 全ての入り口は手で開閉する扉でしたが、特注の自動ドア化することや、スロープも安全性を第一とした勾配やロードヒーティングを採用することは優先条件として設計いただきました。
 当社のワーケーションオフィスは、オフィス棟とアパート棟を渡り廊下で繋いだ構造となっており、将来生活する場合も考慮し、アパート棟の一部の部屋もバリアフリー化し、セキュリティの最適化(認証機器設置位置や施錠解錠方式の変更)、風呂・トイレにも手すりをつけるなどの設計も行われました。
2025年7月。渡り廊下を解体するところから工事が開始。
基礎の打設を行います。
基礎までしっかり工事を行います。
8月には外観も徐々に出来上がりました。
自動ドアも搬入設置されました。
外観もできてきました。
 9月末、構想から約半年で、バリアフリー化工事が完了し引き渡しいただきました。
 10月より何回か、実際に利用する社員を含む社員や施工業者様、セキュリティ会社様によるセンサーなどの調整の上、現在はバリアフリー化後のワーケーションオフィスしとして利用を開始しています。
 開設後、満3年を迎えた「サンネット長沼ワーケーションオフィス」。当初のワーケーションオフィスとしての活用はもちろん、道内のお客様へ伺う際の出張者の活動拠点として、地元の方々をお迎えしての交流の場としても活用しています。さらに、新たに道内在住社員の業務拠点としての機能も持つことになり進化いたしました。
 サンネットの働き方へのチャレンジはまだまだ続きます。  
手動の扉から、自動ドア(スライドドア)に。開閉のセキュリティも2箇所設置。車椅子の方の入退室ももちろん、他の社員も入退室がしやすくなったと好評。
これまで歩道から見て、渡り廊下しかなかったスペース。オフィス棟、アパート棟への新たなエントランスとも言える構えとなった。スロープ部はロードヒーティングを備えている。
左のアパート棟と右のオフィス等で高さが異なるが、車椅子置き場や手すり、充電スポットがあり、オフィス棟にも入室が可能な仕様に。